CB サイジングの基礎

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CB今回は CB サイジングの基礎について考えて行きたいと思います。

◆CBサイジング◆

CBをすると決めた場合、その後には必ずCBサイズを考えなければなりません。
そして有効なCBサイズを考えることは、CB頻度を考えることと同じくらい重要なことです。
CBサイジングを疎かにすると、バリューを取り逃がしたり、余計なリスクを取ることにもなります。
基本的にはポットの25%~100%の範囲の中でCBサイズを決めていきます。
もちろんオーバーベットが有効なシチュエーションもありますが、まずは基礎を固めていきましょう。

◆CBサイジングのポイント◆

ここではレンジに含まれるハンドの強さによってCBサイズをどのように変化させるかを考えて行きましょう。

●中程度以下の強さのハンドが多く含まれるハンドレンジ
このような場合には、小さめのCBサイズ(25%~40%程度)が適しています。
例えばA94のフロップでミドルペアがヒットした場合、9にとってのオーバーカード(T,J,Q,K)に対してプロテクションすることができますし、それは小さなCBサイズで十分に効果が期待できます。
そして相手からアクションが返ってきた場合のチップを節約することにもなります。

●ポラライズしたハンドレンジ
このような場合には、大きめのCBサイズ(70%以上)が適しています。
ポラライズしたハンドレンジとは、すごく弱いハンドとすごく強いハンドの割合が高く、中程度の強さのハンドが少ないハンドレンジのことです。
強いハンドレンジでは複数のストリートで大きなバリューを狙うことができますし、弱いハンドレンジでは大きなフォールドエクイティを得ることができます。
その為には大きめなCBサイズが適しています。

それでは次にボードテクスチャによる変化を考えてみましょう。

●ドライボード
ドライボードでは基本的に小さなCBサイズが適しています。
例えばKK2のようなフロップでは、相手がこちらのCBに対してプレイを続けることができるハンドレンジはかなり少なくなります。
そしてこのようなボードでは、CBサイズの変化による影響が小さくなることも特徴の一つです。
どんな小さなCBでも89等のスーテッドコネクターはフォールドするでしょうし、Kを持っていればどんな大きなサイズにも降りることはありません。
これらのことから、小さなCBサイズで効果的なブラフをすることができ、さらにブラフのリスクを減らすことにもなります。

●ウェットボード
ウェットボードでは基本的に大きなCBサイズが適しています。
例えば :7d: :6d: :5h: のようなボードではとても多くのドローが考えられます。
それらのドローに対してコールオッズを悪くする大きなCBをすることで、ドローに大きなリスクを負わせることができます。
そしてこのようなウェットボードでセットやストレート等の強いメイドハンドを持っていた場合、多くのターンカードがアクションキラーとなりバリューを引き出すことが困難になってしまう為、スロープレイは最も良くないプレイと言えます。

今回紹介したことは基礎的なことですが、大切なことはハンドレンジとボードテクスチャによってCBサイズを変化させるということです。
これらのことを総合的に考えることで効果的にCBサイジングを使い分けることができます。