AK はとても強いハンドです。
フロップにAかKが出ればトップペアトップキッカーになり、1ペアでは最強のハンドになります。
ただフロップにAやKが出なかった場合、特にOOP(アウトオブポジション)ではプレイが難しくなります。
今回はAやKが出なかったフロップについて考えてきたいと思います。
まずはフロップでペアにならなかった場合のフロップを、ハンドの強さによって3つに分類して見ていきましょう。
1.良いフロップ
ハンドは
フロップは
このフロップの場合、こちらにはガットショットのストレートドロー、バックドアナッツフラッシュドロー、そして強いトップペアができる2オーバーカードがあります。
このようなフロップの場合はベットをせずに、チェックをお勧めします。
理由としては、こちらのチェックに対してもし相手にベットされたとしても相手のレンジにAQやKQ、98などのレンジがある為、こちらがフェイバリットの可能性もありますし、もし相手にQJなどのメイドハンドを持たれていたとしても、こちらには多くのアウツがあります。
相手のベットに対してコールする強さは十分にあります。
ですがこちらのベットに対してレイズをされるとすごく難しくなってしまいます。
2.悪くないフロップ
ハンドは
フロップは
こちらには2オーバーカードとバックドアドローがありますが、ターンでは最高でも1ペアしかできません。
このようなフロップの場合にはベットをお勧めします。
理由としては、チェックコールできるほどの強さはありませんが、相手のハンドレンジにドローが少ない為ベットする価値はありますし、こちらのベットに対してレイズをされたとしても簡単にフォールドすることができるからです。
3.悪いフロップ
ハンドは
フロップは
こちらには2オーバーカードしかありませんし、このようなボードはプリフロップのコールレンジに強いドローやメイドハンドを持たれている可能性が高いです。
そしてターンにはこちらにとって悪いカードがたくさんあります。
このような場合には、ポットを諦めてチェックフォールドするのがいいでしょう。
AK はプリフロップではとても強いハンドですが、その分フロップ次第では難しい判断を迫られるハンドの一つです。
そのような場合には、このようにフロップをいくつかのタイプに分けて考えてみて下さい