今回はPTJPコーチのKelvin “ Acesup ” Beattieのインタビューをお届けしたいと思います。
Kelvin “ Acesup ” Beattie(以下K)「こちらこそ宜しくお願いします。」
A「 Acesup は今年のAPPTソウルメインイベントで好成績を残しましたよね。オンラインポーカーとライブポーカーではどちらの方が好きですか?」
K「そうですね。私は元々ライブゲームプレイヤーでした。出身がオーストラリアなので、昔はよくオーストラリアのカジノでライブキャッシュゲームをプレイしていました。ライブゲームではオンラインではできないライブリーディングをすることができます。様々なテルを読みながらプレイするのが好きなので、ライブゲームの方が好きですね。WSOPやEPTなどでもプレイしたいのですが、どうしても距離があるので残念ながらなかなか参加できずにいます。その点APPTソウルは近くていいですね。また来年も参加しようと考えています。」
A「今年のAPPTソウルは自分もすごく楽しむことができました。手軽に行くことができますし、来年もまた参加したいですね。 Acesup は海外経験が豊富だと思うんですが、これまで旅行も含めて何ヶ国ぐらい行ったことがあるんですか?」
K「数えたことはないですが、たくさんの国に行ってきました。カナダ・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・韓国・マレーシア・シンガポール・中国・タイ・ニュージーランド・スイス・オランダに行ったことがあります。もちろんオーストラリアと日本もですね。その中でもスイス・ニュージーランドは自然がすごく綺麗ですし、オランダのアムステルダムは街の雰囲気がよく、人も優しくて好きですね。スペイン・モロッコ・スウェーデン・インドにも興味があるので、是非行ってみたいですね。」
A「本当にたくさんの国を経験しているんですね。羨ましいです。それらの中でご飯がおいしい国はどこでしたか?」
K「そうですね、もちろん日本と韓国ははずせませんね。一番と言われるとやはり故郷であるオーストラリアになりますね。生まれた場所ということもありますが、メルボルンのご飯は本当においしいですよ。イタリアンも日本料理も食ることができます。オーストラリアでは日本人よりも気軽にお寿司を食べるんです。お寿司は大好きで、日本でもよく食べますね。」
A「それでは次にメンタルコントロールについて聞かせて下さい。」
K「メンタルコントロールはポーカーにとってとても重要なスキルだと思いますね。最近はMTTの他にもSpinもプレイするんですが、MTTの方がストレスは大きいです。これは分散の大きさの違いが影響していると思います。どんな上手なプレイヤーでもダウンスウィングというのは必ず訪れます。その時にどう対処するのかというのがとても大切ですね。僕の場合はそのような時はしっかりと休憩するようにしています。その休憩中はしっかりとポーカーのことを忘れるようにしています。家族で札幌に出掛けたり、阿寒湖で自然に触れたり、映画を観たりすることでリラックスするようにしています。あとは自分に自信を持つことですね。その為には、これまでの自分の成功体験を思い返すことが効果的です。勝ったトーナメントのプレイを見返したり、トリプルクラウンを獲得した時のことを思い返したりします。
そしてまた新たな気持ちでプレイに戻ることが大切ですね。」
K「そうですね、それにはPTJPのコーチングビデオが一番だと思います(笑)。僕の場合は他のプレイヤーのプレイを見たり、自分のハンドを見直したりしています。数学的に自分のプレイのEVを計算したり、時にはコーチングを受けたりもします。僕はポーカーに関しては様々な人の意見を聞きたいと思っています。それを参考にしてまた自分のプレイを修正していきます。」
A「それでは次に来年の予定や目標を聞かせて下さい。」
K「来年の初めに家族でオーストラリアに行く予定なので、来年のポーカーのスタートはゆっくりしたものになると思います。ライブトーナメントではAPPTソウルには参加する予定ですし、WSOPやEPTへの参加も考えています。これまでのライブトーナメントにおける最高順位は30位前後なので、今年はもっと上を目指したいですね。オンラインポーカーももちろん頑張りたいです。もっと多くのトリプルクラウンを獲得したいと思います。」
A「それでは次に今後のPTJPのコーチングビデオの方針について聞かせて下さい。」
K「そうですね、まだ詳細は決めていませんが、PTJPメンバーが見たいものを作っていきたいと思っているので、リクエストがあればメールやコメントをして頂けると嬉しいです。基本的にはライブレコーディングや、複数人と会話のやりとりをするようなビデオを作っていきたいと思っています。」
A「それでは最後にPTJPメンバーに一言お願いします。」
K「今年のAPPTソウルでは多くの日本人プレイヤーとお会いすることができました。来年ももっと多くの日本人プレイヤーと出会い、交流を深めていきたいと思っています。海外のトーナメントなどでお会いするこがありましたら、気軽に声を掛けて下さい!それではみなさんgl ]
A「本日はインタビューに応じて下さってありがとうございました!」
K「こちらこそありがとうございました!」