オンラインポーカーとライブポーカーの大きな違いの一つに 多面プレイ があります。
ライブでは不可能な 多面プレイ が、オンラインでは簡単にすることができます。
これにより一度に多くのテーブルをプレイすることができ、その結果短期間で多くの経験を積むことや、利益を大きくすることが可能になります。
今回はその 多面プレイ のコツを紹介したいと思います。
まず大切なのは、多面プレイ をする時のテーブルレイアウトです。
これには大まかに3つの種類があり、それぞれタイル・スタック・カスケードと呼ばれています。
①タイルレイアウト
これはテーブルが重ならないように文字通りタイルのように配置する方法で、MTTやキャッシュゲームなど、より多く相手の情報を必要とするゲームに向いています。
メリットとしては相手のプレイがよく見えることで多くの情報を得ることができ、より正確なプレイをすることが可能になります。
デメリットはできるだけ重ならないようにテーブルを配置する為、ディスプレイ上のスペースを多く必要とすることです。
これによりテーブル数を増やすことが難しくなります。
そしてディスプレイ全体にテーブルが配置されることになるので、マウスと目の動きが一番多いのがこのタイルレイアウトです。
そんな些細なことって関係あるの?と思う方もいるかもしれませんが、面数が増えるほどこの些細なことも影響が大きくなってきます。
②スタックレイアウト
これはタイルとは対照的にテーブルを完全に重ねてしまうレイアウトで、あまりプレイヤーの情報を必要としないようなハイパーサテライトやハイパーターボなどのゲームに向いています。
メリットとしてはこの3つのレイアウトの中で一番テーブル数を多くプレイすることができますし、目線もカーソルもほとんど動かないので疲れにくいです。
デメリットとしては、自分にアクションが回ってくるとテーブルがどんどんポップアップしてくる為、相手のプレイが見れないことです。
感覚的にはフラッシュ暗算に似ています。
慣れると一度に30以上のテーブルをプレイすることができます。
③カスケードレイアウト
これはタイルとスタックの中間のようなレイアウトで、ある程度テーブルを重ねて配置します。
カスケードを使ってプレイしているプレイヤーはかなり少ないですが、PTJPコーチの一ノ瀬はこのレイアウトを使っています。
メリットとデメリットも、タイルとスタックから半分ずつもらっている感じで、プレイするには少し練習が必要かも知れません。
まずはこの3つのレイアウトの中で、自分がプレイするゲームも加味しながらどれが一番自分に適しているのかを試してみましょう。
そして多面プレイする上で知っておかなければいけないことは、当たり前のことですが少ない面数でできないことは多面プレイではできないということです。
まずは少ない面数でプレイの精度を上げながら、徐々に面数を増やして行くのがいいと思います。
プレイの精度と面数のバランスを考えながら、自分にとって一番利益的な面数を探すのも楽しいと思います。
次回のPart2ではもう少し詳しく 多面プレイ のコツを紹介したいと思いますのでお楽しみに