ライブポーカー のテーブルマナーについて

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table manner世界中には数え切れないほどのポーカールームがあり、そこでは今日も様々なポーカープレイヤーがポーカーを楽しんでいます。
日本にカジノはありませんが、アミューズメントポーカールームを中心にポーカー人口は増加しています。
ポーカーは基本的にUnknownプレイヤーとの対戦がほとんどです。
それは日本のアミューズメントポーカーも例外ではありません。
老若男女様々なプレイヤーが一つのテーブルを囲むわけですから、対人トラブルが起こることもあります。
そのような中でもテーブルを囲むプレイヤーが気持ちよくプレイする為には、各プレイヤーが最低限のテーブルマナーを知る必要があります。
今回は ライブポーカー のテーブルマナーについてまとめていきたいと思います。

●遅延行為全般
プレイヤー間でのお喋りを楽しむのもライブポーカーの醍醐味の1つだと思います。
ですがお喋りに夢中になって自分のアクションが遅れてしまうのはいいことではありません。
そうでなくてもライブゲームは基本的に暇な時間が多いゲームですし、少しの遅延でも全員分集まれば馬鹿にできない時間になります。
できるだけ自分のアクションまでに状況を把握しておくようにしましょう。

そしてお酒の飲みすぎにも注意しましょう。
楽しく飲んでいる分にはいいですが、あまりにもアクションが遅くなったり、周りの迷惑になるほど泥酔してしまってはそもそもポーカーを楽しむこともできません。
節度を持って楽しみましょう。

●ディーラーへの配慮
これは海外のカジノでもそうですが、特に日本のアミューズメントポーカーにおいて大切なことです。
大きな大会などでは、不慣れながらもディーラーをしてくれている方もいると思います。
そのような場合にはブラインドやアンティを忘れず早めに出したり、予めチップを整理しておいたり、ミスがあっても優しく指摘してあげたり、ディーラーが女性の場合にはできるだけ手元までカードを返してあげたりと、ディーラーに対する気配りも大切にしましょう。
そうすれば自然とテーブルの雰囲気も良くなりますし、より楽しい時間を過ごせるのではないでしょうか。

●チップの整理
チップはできるだけ整理しておきましょう。
20枚を基本的な高さとして、大きな額のチップは一番見えやすい場所に置いておきましょう。
これは不正防止の意味合いもありますし、相手から見た時にチップをカウントしやすくなります。

●スローロール
スローロールとは文字通りゆっくりと自分の手札を開くことを意味していて、ショウダウンの時に一枚ずつゆっくりとカードをめくるというのが元々の意味です。
ですがより悪質なのが、ナッツかそれに近いハンド持っていてアクションはもう決めている(コールorフォールドの選択肢しかなく、100%コールと決めているような状況)にもかかわらずじっくりと時間をかけてプレイすることです。
詳しくはスローロールについてを参考にしてみて下さい。
スローロールは非紳士的なプレイですし、自分へのリスペクトを失うことにもなりかねない行為ですのでしないようにしましょう。

●インプレイ中の野次
インプレイ中のプレイヤーがいる状況で自分が降りたハンドについて話したり、インプレイ中のプレイヤーのハンド予測やプレイについて口にするのはマナー違反です。
これをすることでインプレイ中のプレイヤーのアクションに影響を与えてしまう可能性があります。
もちろんマナー違反ではありますが、これはペナルティに近い行為です。
思っていても口に出さず、心の中にしまっておきましょう。

●他人のプレイに対する批評
これは気の知れた仲間内だったり、そうでなくても意見を求められて答える分には何も問題ありません。
お互いの立場からプレイを考えることはとても勉強になりますし、交流も深まります。
ですが求められてもいないのに人のプレイを批評するのは、周りから見ていても気持ちのいいものではありません。
例え基本からはずれたプレイであったとしても、その人しか知らないテルがあったのかも知れませんし、新しく試してみたいプレイがあったのかも知れません。
もっと言えば早く帰りたくてチップを無くしたかったのかも知れません。
それは何を重要視しているのかによって変わってきますし、一概に言えるものでもありません。

そしてさらに良くないのが、間違った知識を教えることです。
その相手がまだポーカーを始めたばかりの初級者なら尚更です。
間違った知識を正解と認識してしまうと、さらにその人の周りにもその間違った知識が広まっていきます。
何にでも言えることですが、批評することや教えることには責任がついて回ります。
少なくとも論理的な説明ができなければなりません。
極端な話、限りなく正解に近いGTOのプレイを教えられたとしても、嫌がる人は嫌がります。
ですので求められていない他人のプレイに対する批評は極力控えた方がお互いにとってプラスだと思います。