ポーカー動画 ハンドレビューPart1

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今回はyoutubeにある ポーカー動画 の中から、興味深いハンドを選出してハンドレビューをしていきたいと思います。
今回紹介するのはあの有名なDaniel Negranu vs Gus Hansenの動画です。

ブラインドは$300-$600 A$100です。
GusがUTGから :5d: :5c: で$2,100にレイズして、UTG+1のDanielが :6s: :6h: で$5,000へ3ベットします。
このテーブルでは皆かなりディープスタックでプレイしていることを考えると、この3ベットサイズはかなり小さいです。
後ろにもまだ多くのプレイヤーが残っていますし、もしAA、KKなどのビッグペアを持っているなら$8,000から$10,000ぐらいにレイズしそうな気がします。
この二人を相手にポジションなしのAQoで戦いたくなかったBBのEsfandiariが降りてHUになります。

フロップは :9c: :6d: :5h: でポットは$11,700。
セットオーバーセットです。
GusはチェックしてDanielが$8,000のCB、それに対してGusは$26,000のチェックレイズをします。
Gusは元々アグレッシブなイメージを持たれている為、スロープレイはせずに素直にポットを膨らませにいきます。
Danielがオーバーペアを持っている場合、アグレッシブなGusのチェックレイズに対して降りることは難しいでしょう。
Danielはこのチェックレイズをジャストコールします。
Danielから見てこの時点でのGusのレンジは、99、55、78s、65s、TT、JJ、もしかしたら77、88やバッグドアフラッシュのあるA5s、A9sなどもあるかも知れません。
Gusのチェックレイズに対してさらにレイズしてしまうと、Danielが負けているハンドにしかアクションを貰えない可能性が高いことと、ポジションを有効に使えなくなってしまう為、Danielはジャストコールにしてターンに進みます。

ターンは :5s: でポットは$63,700。
絶望的な状況からGusが逆転します。
この時点でGusから見たDanielのレンジは、基本的にはAA~TTまでのオーバーペアと、99、66、87s、65sなどになると思います。
それらのハンドからバリューを取る為にGusは$24,000のベットをします。
これはポットサイズから見ると小さめのベットですが、Gusはクアッズを持っているのでプロテクトする必要はない為、相手を降ろさない程度にポットを膨らませる為のベットです。
Danielから見るとこの小さなベットは、99や55や87sにも見えますし、TTやJJのようはハンドのブロックベットのようにも見えます。
フロップと同じようにここでレイズしても自分が負けているハンド以外はほとんど降ろしてしまうので、ジャストコールでターンへ進みます。

リバーは :8s: でポットは$111,700。
7一枚でストレートになるボードになりました。
ここでなんとGusはチェック。
普通に考えると、Danielが持っていそうなオーバーペア(プリフロップのDanielの3ベットサイズから、オーバーペアのレンジは少し減らすことができそうです)に対して小さなバリューベットをする状況に思えますが、このボードだとかなり小さめのベットにしないとコールは貰えなさそうです。
ですがこのボードとここまでのアクションを考えると、Danielがリバーでブラフベットをするレンジはほとんどありません。
ですのでDanielがバリューベットできるレンジを持っている必要があります。
そのレンジはかなり狭く、99、66、88、77、87sのようなレンジが考えられます。
結果的にはチェックが正解でしたが、期待値的にはかなり微妙な状況です。
これに対してDanielは$65,000をベットすると、Gusが$167,000のチェックレイズオールインをします。
Gusがアグレッシブなプレイヤーであること、Gusのバリューオールインレンジに自分が勝っているハンドが含まれていること(かなり少ないですが5絡みのフルハウスなど)、コールするオッズがいいこと(約23%の勝率があればコールできます)などの理由によりDanielはコールしました。
クーラーと言えばそれまでですが、とても印象的なハンドでした :good: