ポーカーテル とはポーカーにおける癖のことで、挙動や行動も含めて特にライブゲームでは対戦相手を観察することでより多くの情報を得ることができます。
今回はアクションの判断材料にもなり得る ポーカーテル についてまとめていきたいと思います。
◆ポーカーテル◆
●ショートスタック
一般的にショートスタックストラテジーを使いプレイするプレイヤー以外、ショートスタックでのバイインは弱いプレイヤーであることを意味します。
ポーカーはスタックがディープになればなる程必要とされるスキルも増える為、強いプレイヤーの多くはフルスタックでバイインします。
●服装
服装から判断する場合、フードを被っていたり、サングラスをしていたり、ヘッドフォンをしているプレイヤーはオンラインで学びある程度のスキルを持っている可能性が高いです。
●テーブルトーク
テーブル上でポーカーの戦術をよく話すプレイヤーは経験の少ないプレイヤーが多いです。
強いプレイヤーはポーカーが情報戦であることを知っている為、上手に情報を集め、虎視眈々と機会を伺っています。
●チップスタック
強いプレイヤーはチップをきちんと整理している場合が多いです。
逆にチップを整理していないプレイヤーはルースにプレイする傾向があります。
●カードプロテクター
プレイヤーの中には配られたカードをすぐに確認し、プレイするハンドの時だけカードプロテクターを使うプレイヤーがいます。
もしそのようなプレイヤーが自分の左にいた場合、それは有益な情報になります。
そのプレイヤーがハンドに興味を示さない場合、実質自分のポジションが一つ良くなることになります。
●チップを見る
フロップ、ターン、リバーの各ストリートごとのカードが配られる時に自身のチップを見ている場合、それは強いハンドを持っている可能性が高いです。
ですので、その時にはカードではなく相手の挙動に注目しましょう。
●姿勢
突然姿勢を正したり座り直したりする場合、ハンドに対しての興味があることを示す、つまり強いハンドを持っている可能性が高くなります。
●口数
一般的なプレイヤーは強いハンドの場合リラックスして饒舌になることがあります。
逆にブラフをしている場合は対戦相手に情報を読み取られまいと無口になることが多いです。
●対戦相手を見つめる
対戦相手を見つめる場合、強いハンドを持っていないことが多いです。
もし強いハンドを持っているなら、ブラフをしてくれるかも知れない相手を視線で威圧するようなことはしにくいはずです。
●チップカウント
対戦相手のチップスタックを訪ねることは少なからず相手を威圧することになり、つまり強いハンドの可能性が低くなります。
ストリートの中盤や後半で尋ねる場合は単純にチップスタックを確認している可能性が高いですが、プリフロップのような早い段階の場合はプレッシャーを掛ける意味合いが強くなります。
●クイックコール
クイックコールの場合は必ずしも弱いハンドとは限りませんが、ナッツに近いような強いハンドを除外して考えることができます。
もしそのようなハンドを持っていればレイズの選択肢を考える必要があるからです。
今回紹介したポーカーテルは全ての人に当てはまるわけではありませんし、テルにならないように行動を一定にしたり、テルを騙しのテクニックとして使うプレイヤーもいるので、対戦相手がどのようなプレイヤーなのかをしっかりと観察することが大切です。