ブロッカー の考え方

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今回は ブロッカー の考え方についてまとめていきたいと思います。

◆ハンドコンビネーション◆

ポーカーのハンドコンビネーションの基本は次のようなものになります。

●ペアハンド以外のハンドはそれぞれ16コンボ
●オフスートハンドはそれぞれ12コンボ
●スーテッドハンドはそれぞれ4コンボ
●ペアハンドはそれぞれ6コンボ

◆ブロッカー◆

ブロッカーとは、自分の持つハンドによって他のプレイヤーが持つことができるハンドコンビネーションに影響を与えるカードのことです。
例えば自分が :as: を持っていれば他のプレイヤーが :as: を持っていることはあり得ませんし、他のプレイヤーがAを持っている確率が下がります。
フロップにAが出てこちらにAのペアができた場合、残りのAは2枚になるので他のプレイヤーがAを持っている確率はさらに下がります。

それではここでブロッカーの例をいくつか見てみましょう。

●トップセットはトップペアをブロックする
例えば自分が :ks: :kc: を持っていてフロップが :kh: :7s: :2d: だった場合、Kを2枚もブロックしている為、相手がトップペアを持っている可能性は極端に下がります。
特にこのようなドライなフロップでは、トラップの意味と相手のハンドを進展させる為にスロープレイがした方がいいでしょう。
もう少しコネクトしていたり、フラッシュドローがあるようなドローボードではベットもいいかも知れません。

●ハイカードはビッグペアをブロックする
例えば自分が :as: :kc: を持っている場合には、他のプレイヤーのAA・KKをブロックしています。
本来AAの6コンボ、KKの6コンボで計12コンボですが、こちらがAとKを一枚ずつブロックしている為、相手のAAとKKのコンボは計6コンボまで減ります。

●ペアハンドはストレートをブロックする
例えば自分が :10s: :10c: を持っていて、フロップが :9h: :8d: :7c: だった場合、他のプレイヤーのJTやT6をブロックしている為、ストレートを持たれている確率が下がります。

このようにブロッカーを意識することで、ハンドリーディングをより正確にすることができたり、ブラフに応用したりすることができます。

◆ブロッカーを使ったブラフ◆

それでは最後にブロッカーを使ったブラフの例を見てみましょう。

COからのレイズに対してBBで :qh: :9s: を持ちコール

●フロップは :js: :9c: :2h: でCOのCBをチェックコール

ドライなフロップでミドルペアの良いキッカーをヒットしました。
フェイバリットの可能性も十分にあるのでここはチェックコールをします。

●ターンは :kh: が落ちてチェックアラウンド

ターンにオーバーカードのKが落ちたにも関わらずCOはチェックした為、Kやハートのフラッシュドローよりも、ショウダウンバリューのあるハンドが多そうです。

●リバーは :4h: が落ちて、こちらのチェックに対してCOはハーフベット

こちらには9のペアのショウダウンバリューがあるのでチェックをしました。
チェックアラウンドなら勝っている可能性もそれなりにありそうです。
ですがCOはハーフベットをしてきました。
このラインとベットサイズを見ると、JやK、QQのようなペア系のハンドのバリューベットの可能性が高そうに見えます。
つまり9のペアは負けている可能性が高く、コールは難しそうです。

それではここでチェックレイズブラフについて考えてみましょう。
こちらが持っている :9s: は99やJ9、K9をブロックしていますし、 :qh: はQTのストレートや :ah: :qh::qh: :jh: のようなフラッシュ、そしてQJやKQのようなペア系のハンドをブロックしています。
このことによってCOの強いバリューレンジのコンビネーションが少なくなることから、チェックレイズブラフをするのに適した状況であると言えます。