バリューとブラフの バランス について

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balance今回はバリューとブラフの バランス について考えていきたいと思います。

◆バランシング◆

ポーカーにおいてのバランシングとは、一般的にこちらのハンドレンジを広げハンドの強さのバランスを取ることで、相手にこちらのハンドを絞りにくくさせることを目的とした戦略です。
ポーカーにおいて、相手のハンドレンジを読むことはとても重要です。
相手のハンドレンジを正確に絞り込んでいくことで、アクションの精度をあげることができるからです。

バランシングは目の前にあるハンドだけを見てプレイするプレイヤーに対しては効果が薄く、逆にこちらのレンジをしっかりと考えてくるようなプレイヤーに対して有効な戦略です。
つまりステークスが上がるにつれて増える上手なプレイヤーとの対戦には必要不可欠なスキルになります。

●一定の強さのハンドを同じようにプレイする→バランスがとれていない
例えばプリフロップはAAだけ3ベットしていたり、強いメイドハンド(2ペア以上)でだけチェックレイズしていると、こちらのハンドが読まれやすくなってしまいます。

●異なる強さのハンドを同じようにプレイする→バランスがとれている
例えばCBを70%の確率でする場合、そのハンドレンジにはメイドハンドやドロー、そしてブラフが含まれることになります。
つまりこれはバランスがとれていることになり、相手はこちらのハンドを絞り込むことが難しくなります。

つまりバランスをとるには
●異なる強さのハンドを同じようにプレイ
●同じ強さのハンドで異なるプレイをする
ということが必要になります。

◆バリューとブラフのバランス◆

まずはリバーのベットに対するコールオッズについて考えてみましょう。
リバーのコールオッズは以下のようになります。

○ポットの33%ベットに対しては20%のコールオッズ
○ポットの50%ベットに対しては25%のコールオッズ
○ポットの75%ベットに対しては30%のコールオッズ
○ポットの100%ベットに対しては33%のコールオッズ
○ポットの150%ベットに対しては37.5%のコールオッズ
○ポットの200%ベットに対しては40%のコールオッズ

リバーでは既にハンドの勝敗は決まっている為、アウツを考える必要はありません。
単純に相手のハンドに対して勝っているか負けているか、コールするか降りるかを考えます。
このような場合にポットオッズを使うことによって、コールする為の必要勝率を算出することができます。

それでは次にリバーでベットする場合、バリューとブラフをどのような割合でミックスさせるべきなのかを考えてみましょう。

例えばポットの33%のベットをする場合、相手のコールオッズは20%になります。
つまりベットする側から見ると、バリューとブラフの比率は4対1(50回のベットの内40回はバリュー、10回はブラフ)というようにバランスを取ることになります。
ポットベットの場合は2対1(30回のベットの内20回はバリュー、10回はブラフ)、ダブルポットベットの場合は1.5対1(25回のベットの内15回はバリュー、10回はブラフ)というようになります。