ニットプレイヤー の対処法

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nit今回は ニットプレイヤー の対処法について考えて行きたいと思います。

◆ニットプレイヤー◆

ニットプレイヤーとはタイトアグレッシブよりもよりタイトにプレイするプレイヤーのことです。
プレイするハンドレンジが狭く、さらにプリフロップでAKを3ベットしなかったり、ポストフロップも降り過ぎてしまうといった特徴があります。
ニットプレイヤーとオールインになる時には、お互いが降りられないようなクーラーのシチュエーションがほとんどです。
このようなプレイヤーはライブ、オンライン、ステークスを問わず存在しており、そのようなプレイヤーを見付けた時には比較的簡単にアジャストすることができます。
基本的には多くの小さなポットをショウダウンせずに獲得していく戦略が適しています。

◆ニットプレイヤーへの対処法◆

それではニットプレイヤーへの対処法をいくつか見ていきましょう。

●スティール
ニットプレイヤーがブラインドの時には、積極的にスティールを狙っていきましょう。
例えばBTNからのオープンに対して、一般的なプレイヤーはBBで50%以上のハンドをプレイしますが、ニットプレイヤーの場合は20%前後のハンドしかプレイしません。
ですのでスティールレンジを広くすることで多くのブラインドを獲得できます。
スティールに対してのリスティールもライトなレンジがほぼ含まれない為、強いレンジを警戒して簡単に降りることができますし、インプライドオッズを狙ってコールすることもできます。

●CBとダブルバレル
ニットプレイヤーはポストフロップでもタイトにプレイし過ぎる傾向があり、かなり強いハンドを持っていない限りCBやダブルバレルにはコールしてきません。
つまり一般的なプレイヤーよりもブラフが効果的に働きます。
例えばフロップ: :jc: :9d: :2h:   ターン: :ah: のようなダブルバレルがしやすシチュエーションでは、積極的にプレッシャーを掛けていきましょう。

●レイズに注意
ニットプレイヤーのレイズは2ペア+のような本当に強いハンドしか含まれていません。
例えば :ah: :10s: :7c:   :5c: のようなボードで :as: :qs: でダブルバレルをしたところ、ニットプレイヤーからターンでチェックレイズされたとします。
一般的なプレイヤーであれば :kc: :10c::9c: :8c: のようなセミブラフの可能性も考えられますが、ニットプレイヤーからはセットや2ペアのような強いメイドハンドしか出てきません。
ですのでこのような状況ではフォールドをして、次の良い機会を待ちましょう。

 

ニットプレイヤーからバリューを取ることは難しいですが、その代わりブラフはしやすいです。
このようなプレイヤーとは大きなポットをプレイせず、小さなポットを数多く狙って行きましょう。