スモールペアの 考え方

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22ポケットペアは22~66の スモールペア 、77~99のミディアムペア、TT~AAのビッグペアに大きく分類することができます。
その中でも今回は スモールペア に焦点を絞って、そのポテンシャルやセットマインなどについて考えていきたいと思います。

◆22と66の比較◆
まずは22と66を比較しながら、それぞれの特性について考えてみます。

●22
○フロップのボトムペア(4番目のペア)が約88%、セット+が約12%
セット+の内訳は、セットが10.8%、フルハウスが0.98%、クアッズが0.24。

●66
○フロップのボトムペア(4番目のペア)が約62%、セカンド、サードペアが約24%、オーバーペアが約3%、セット+が約12%

22の場合はセットにならなければ必ずボトムペアになり、66の場合は22よりもサードペア以上の確率が上がります。
ですがこれらにそれ程大きな違いはなく、セットにならなければあまり変わりはありません。
そして例えば :as: :js: :4c: のフロップではノーヒットの :ks: :qd: に対して約58%の勝率しかないので逆転されることも多々ありますし、このようなボードでは本来のエクイティを実現することは難しくなります。
さらにスモールペアはハンドをブロッカーとして使うことが難しい為、ライト3ベットなどには向かないハンドと言えます。

◆セットマイン◆
セットマインとは、プリフロップでオープンレイズをコールし、セット以上の大きなハンドを狙うことです。
セットマインをする際にはいくつか気を付けるべきことがあります。

●5/10ルール
これはスタックサイズとインプライドオッズに関連したルールです。
このルールは、プリフロップの投資額が有効スタックの5%以下ならセットマインに適していて、それらが10%以上ならセットマインに適さないという考え方です。
5%と10%の間の場合は、相手のプレイヤータイプなどによって判断します。

●インプライドオッズ
セットマインする際にはインプライドオッズがとても重要になってきます。
せっかくセットになったとしても、相手のレンジが弱かったり、相手に上手く逃げられてしまっては意味がありません。
タイトで強いレンジを持った相手や、オーバーペアやトップペアを降りれない相手、ミドル以下のペアでさえ降りることが嫌いなコーリングステーションなどには高いインプライドオッズが見込めます。
そのような相手には多少ルースにセットマインをすることができます。
逆に上手なプレイヤーやガードが堅いプレイヤーに対してはインプライドオッズが見込みにくくなります。

3ベットポットでセットマインをする場合には、100BBの有効スタックがあってもプリフロップでスタックの10%近くを投資することになります。
5/10ルールではギリギリの数字ですが、3ベットポットは相手のレンジが強くなる為、高いインプライドオッズを見込むことができます。
ですがこのような場合はできるだけポジションを持ち、ポストフロップを戦いやすくする為にミディアムペア以上のハンドでプレイするようにしましょう。

●ポジション
セットマインにおいてもポジションはとても重要です。
例えばUTGからのオープンレイズに、UTG+1で44を持っていたとします。
UTGからのオープンレイズは強いレンジなのでインプライドオッズは見込めますが、まだアクションしていないプレイヤーが多く残っている為、スクイーズされてしまいフロップを見ることができない可能性が高くなります。

そしてポジションがあればセットマインに失敗した場合でもポットを狙いに行きやすくなります。
まだアクションをしていないプレイヤーの中にコーリングステーションがいた場合には、彼らに対してもインプライドオッズが見込める為、さらに期待値の高いセットマインになります。
オリジナルレイザーのプレイヤータイプだけでなく、後ろのプレイヤーにも気を配りテーブルの状況をしっかりと把握することが大切です。