スタックサイズ ‘M’

スタックサイズはトーナメントに勝つためにとっても重要な役割があります。
トーナメント終盤になると、上手なプレイヤーは自分のスタックサイズだけではなくそのテーブルに居る他のプレイヤーのスタックサイズも見ているのです。

スタックサイズはブラインドとアンティと比較して割り出せるのです。
例えば、ブラインドがSB=10,000 BB=20,000ならば、100,000すら大きいスタックサイズとは言えません。
自分のスタックを理解して上手に使うには、単純にSB、BB、アンティの3つを足したものでスタックサイズを割ればいいのです。
その値をMといいます。

前の例えで説明すると、SB+BB+アンティ=10,000+20,000+0=30,000となるので、
100,000スタックのMは100,000÷30,000で3.3となります。
この数値により、このプレイヤーはあと数周分のブラインドを払ったらチップが全てなくなってしまうことになります。

これはこのプレイヤーが強いハンドを待っている間にブラインドアウト、ブラインドを払うことによってチップがなくなってしまう状況です。
そうなる前にある程度のハンドで勝負しなければいけないことを示しています。

多くのプレイヤー、特にキャッシュゲームのプレイヤーがスタックサイズを計算するのにビッグブラインドシステムを使っています。
アンティは状況によって大きさがことなるので、Mが一番有効なスタックサイズを知る方法とされています。
さらにMはハンドの初めからポットにいくらあるかということををベースにしています。これをコストパーアラウンド(CPR)と呼びます。また何人のプレイヤーがテーブルにいるかでも変わってきます。実にわかりやすい方法です。
こちらをご覧ください。7ハンドテーブルです。

ptjp M table1 CPR

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これでどうやってMを出すかわかりましたね!
こちらはスタックサイズを基礎としたトーナメントでのちょっとした戦略です。

stacksizezones_blog

ショートレッドゾーンではpush or foldを使うといいでしょう。

Mがこの表のオレンジゾーンにあたる場合リレイズしてsteal and foldを試みてもいいでしょう。

Fold equity と showdown equityのいいコンビネーションのハンドがあって、スポットも良いなら、これはrestealにはちょうどい良いスタックサイズです。

イエローゾーンではflopをみて、もっと勝負するチャンスができます。

もっとMの大きいグリーンゾーンではさらにflopをみて勝負できる十分なchipsがあって、多くはありませんがいいflopが出たとき 5のペアや6と7のスーツなどでもbig potを勝ち取るチャンスが出てきます。
(例えば4,4のような弱いペアと8,9のように連なったスーツはストレートやフラッシュを作る可能性のあるスペキュレートハンドといいます。)

ブルーゾーンでは多くのチップを持っているので、自在にプレイできます。我慢強くプレーするか、強いpost-flop gameならlooseにプレイすることもできます。

Nutsに近いハンドでなくてもまれにプリフロップでオールインすることもあります。そしてよくpost flop でアクションを起こすことができます。

まもなくPTJPスタックサイズのフルコースがライブラリーに登場予定です。

スタックサイズを少しでも理解できるようになった人がいたら嬉しいです!

Good luck on the felt!!