エクイラボ を使ったエクイティの計算

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Q9_in_the_BB前回のポストでポットオッズについて話しました。

Q9を持っていて、ショートスタックのプレイヤーがUTGポジションからジャムする場面でした。

計算ではこのハンドでコールして勝つには35%のエクイティが必要です。

このエクイティを比べるのに私たちの持っているエクイティを知る必要があります。エクイティ計算機をつかいます。私はいつもエクイラボという計算機を使っています。無料でダウンロードすることができます。エクイラボ → http://www.pokerstrategy.com/poker-tools/equilab-holdem/

 

エクイラボでは5つの方法でハンドまたはハンドレンジを入力することができます。

1. たくさんのカードが書かれたボタンから実際のレンジを選択します。するとクリックできる小さいウィンドウが現れます、マウスのボタンをホールドしながらハンドレンジを選択していきます。
2. 具体的なハンドのボタンは二枚のカードが書かれたボタンなので、ここから2枚のスターティングハンドを選択します。
3. サイコロのボタンはプレイヤーのランダムレンジ。
4. 緑の矢印のマークはプレディファインレンジ。
5. ハンドレンジの欄に直接レンジを打ち込む、またはペーストすることができます。

equilab 使い方

エクイラボで一番簡単でかつ一番よく使われている方法は、レンジボタンを選択して、小さいウィンドウからハンドまたは興味のあるハンドの色を変えていきます。スライダーをドラッグする方法やハンドの確率を打ち込む方法もあります。

equilab hand selection

range to use for q9 all in 1この方法を使ってすべてのプレイヤーのレンジを割り当ててみましょう!

そうですね~、先ほどの彼はUTGポジションでショートスタック、かなり厳しい状況で、プレミアムハンドを待つわけにもいかないでしょう。

なのでおそらくレンジは広いでしょうね。もしこのような時にレンジを割り当てようとすると(image right)、32%に近いハンドを選択することになるでしょう、そしてapplyをクリックします。さらに私たちの持っているQ9スーツを比較します。

どこでも構わないので空いている欄にハンドを入力してcalculateをクリックします。

私たちの持っているエクイティ
このレンジに対しておよそ41.5%のエクイティがあることがわかりました。
結果
始めにに35%のエクイティが必要と計算しましたね。なのでこれはイージーコールです。
range to use for q9 all in 2そして実は、もし10、4スーツを持っていたとしてもコールするべきなのです。エクイラボを使うとこんなこともわかります。

もしオルターレンジがこのシチュエーションでかなりタイトだとすると、もちろんエクイティも減ります。

このようなタイトな相手のレンジに対峙した時、コールするのに必要なエクイティが足りないことになります。
ですが私たちが持っているQ9スーツであれば、余裕でコールできます。

エクイラボのようなエクイティ計算機はポーカースキルを上達させるのにとっても重要な役割があります。これを使うことで、シチュエーションを正しく評価させてくれます。このように分析していくとシチュエーションを理解する力がついてきます。

こんなに短いデモンストレーションの中でも、プレイヤーがM2でオールインした時ビッグブランドからフォールドすることはほとんどあり得ないということを理解できるようになったと思います。

まれに相手がかなりタイトなレンジだと考えた場合または自分のハンドが2,7のようなかなり弱いハンドだった場合を除きます。
もちろんエクイラボのようなエクイティ計算機を使って正確な結果をだすこともポーカーのスキルの一部であり、プレイの経験から相手の決断を左右するファクターを理解する、例えばスタックサイズやポジション。

ほかのツールも紹介しましょう、HUDこれはプレイヤーのスタティクティクスをあなたが対峙したとして収集し、さらに様々な決断を正確にアシストしてくれます。
また次の機会に話しましょう。

この話が役に立てるとうれしいです。

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