エクイティリアライゼーション について

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equity realization今回は エクイティリアライゼーション について考えていきたいと思います。

◇エクイティリアライゼーション◇

エクイティリアライゼーションとは、エクイティの実現という意味になり、ポーカーにおいてプレイヤーが持つハンドのエクイティ通りのポットシェアを獲得できるかどうかの指標になります。

特にブラインドをディフェンドする場合にこの考え方が重要になります。
エクイティリアライゼーションを考える上でポジションの有無は重要な要素であり、ポジションがない場合にはハンドのエクイティ通りのポットシェアを獲得することは難しくなりますし、逆にポジションがある場合にはハンドのエクイティ以上のポットシェアを獲得することも可能になります。

◇ポットオッズとエクイティリアライゼーション◇

オープンレイズに対してBBでコールする場合、ポットオッズは大切な判断材料になりますが、同時にポジションによるエクイティリアライゼーションも考えなければなりません。

●例
ブラインドは100-200 A25 8プレイヤー

UTGが2.5BBのレイズをし、BBまで全てフォールドでアクションが回ってきたとします。
この場合のコールには300必要で、コールした後のポットは1300(500+100+200+500)ですので、コールする為のポットオッズは約23%になります。
BBが32sを持っているとし、UTGのオープンレイズレンジをこのように想定します。
equity

この状況で32sはUTGのレンジに対して30%のエクイティを持っている為、このレイズをコールすることは期待値の高いプレイに見えます。
ですがここで考えなければならないのはポジションの有無による影響です。
BBにはポジションがない為、ハンドが持つ30%のエクイティ通りのポットシェアを獲得することは難しいです。

一般的に、ポジションがない場合には10%前後のエクイティが削られると考えることができます。
つまりこの場合、32sには30%のエクイティがありますが、それが20%前後まで減少するということになり、23%のポットオッズでは足りないということになります。

さらにこれはUTGのスキルレベルによっても変化します。
UTGが上手なプレイヤーの場合は、BBが獲得できるポットシェアをさらに低く見積もる必要がありますし、その逆の場合はBBが獲得できるポットシェアを高く見積もることができます。

◇スキルレベル◇

自分も含めたプレイヤーのスキルレベルを知ることは大切です。
対戦相手のスキルレベルが低い場合には広いレンジでプレイすることができますし、逆に高い場合にはハンドレンジを絞らなければなりません。
そしてトラッキングソフトのポジションやハンドのフィルタリングを使うことで、自分のスキルレベルを知ることができます。

多くのサンプルが必要ではありますが、例えばBBのローオフスートコネクターのコールでフィルタリングをし、その結果BB/100が-100/BBより悪い場合にはそれらのハンドでののコールは期待値の低いプレイだと知ることができます。
BBを全てフォールドした場合には-100/BB(アンティがない場合)になるので、それよりも悪い場合そのハンドはプレイすべきではありません。

 

*For more on equity realization here’s another article (in English), Equity Realization – Playing from the Big Blind.