今回はよくある リーク と、その対処法を合わせて紹介していきたいと思います。
◆プリフロップでレイズしすぎる◆
ルースに多くのハンドでレイズしすぎることは大きなリークになります。
レイズハンドに多くのジャンクハンドを含めることになり、プレイするのもそれだけ難しくなります。
結果エクイティの低い状態で大きなポットをプレイすることになります。
●対処法
そのようなプレイヤーへは3ベットを増やすことで対処することができます。
もちろんコールする頻度を上げることもできますが、他のプレイヤーからのアイソレートされる可能性もある為、ここでは3ベットでの対処法を紹介します。
ここでの3ベットは、相手の傾向によって2つの3ベットレンジを使い分けることができます。
①リニアレンジ
これはハンドを強い順に上から選び作るレンジです。
②ポラライズレンジ
これは強いレンジと弱いレンジを混ぜて作るレンジです。
もし相手の3ベットフォールド率が高い(50%以上)場合には②のポラライズレンジを使います。
ペアハンドやAK,AQのような強いハンドに加えて76s,65s,54s,43s,86s,75s,64sのようなスーテッドコネクターや、A2s-A6s,K2s-K9sのようなAxsやKxsを使います。
もし相手の3ベットフォールド率が低い場合には①のリニアレンジを使います。
ペアハンドやAK,AQのような強いハンドに加えてAJ, ATs, A9s, KQ, KJsのようなハンドを使います。
もし相手のがよりルースにK8oのようなハンドでもコールするようなら、KToのようなハンドでもバリュー3ベットが可能になります。
◆プリフロップの3ベット率が低すぎる◆
プリフロップの3ベット率が低すぎ、JJ+やAQs+のようハンドでしか3ベットをしないプレイヤーの場合、相手にフォールドされやすくなることでバリューが取りにくくなったり、強い3ベットレンジに対してインプライドオッズを狙われることになります。
●対処法
そもそも3ベット率が低いわけですから、3ベットをされた際には無理にプレイする必要はありません。
タイトなレンジに対してはこちらもタイトなレンジ(77~QQ AQs+)でのみプレイするようにしましょう。
タイトな相手のレンジに対してKQやKJのようなハンドはドミネイトされている可能性が高く、コールに値する強さを持っていません。
そしてQQやAKですら4ベットする価値はないので、4ベットはKK+でしましょう。
◆OOPでのフロップCB率が高すぎる◆
プリフロップのオリジナルレイザーだとしても、OOPで無理にCBをすべきではありません。
OOPで大きなポットを戦うことに繋がりますし、フロップで相手にフロートされた場合かなり難しいポットになります。
●対処法
①CBをコールできるハンドの多くでレイズする
このレイズによってオリジナルレイザーが持っているエアーハンドのエクイティを奪うことができますし、ドローであれば多くのリスクを払わせることができます。
こちらにはポジションがあるのでターン以降のポットコントロールもしやすく、エクイティリアライズもしやすくなります。
②チェックにはベット
CB率が高すぎる相手のチェックにはバリューレンジがほとんどなく、ナットアドバンテージもレンジアドバンテージもそのレンジに対してはこちらが持っていることになります。
これを利用して、相手のチェックに対して高い確率で大きなベットをすることによって、相手にとってとてもタフなスポットを作り出すことができます。